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のめり込んで泳ぐ友達と履きつぶした靴

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友人とお昼時に計画をしていた。
天神の駅の待ち合わせスポットになっている大きな画面の前。
すると、少しばかり遅れると電話がきた。
この駅はみんなの集合スポットなので、人々は次第にどこかへいってしまう。
ipodで音楽を聴きながら、景色を眺めていた。
それでもくたびれて近所の喫茶店に入って、オレンジジュースを飲んでいた。
30分たって、友人がごめんね!と言いながらやってきた。
今日のお昼は?と聞くと、パスタにしようと言った。
色々調べてみたけれど、どこが良いのか探せなかった。

雲が多い祝日の午後は座ったままで
買った縫物用の布で、園にもう少しで行くわが子の入れ物を作成しなくてはいけない。
まあ嫁が作るのだが、俺も嫌いではないので、大変そうだったらかわろうと考えている。
決まったものを入れるものが園に行くためにいるみたいだ。
ミシンもどうやら配達された。
使いごこちもみてみようと思う。
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前のめりで体操する弟と壊れた自動販売機

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遠い昔、観賞した合作映画が、「ビフォアサンライズ」といって、日本語のタイトルは「恋人までの距離」というものだ。
20歳のお姉さんに、「絶対感動するから見てごらん」と聞いた映画だ。
旅の帰りの電車の中で初めて会ったアメリカ出身のジェシーと、フランス出身のセリーヌで、少しの間オーストリアのウィーンを歩き回るというもの。
この話の構成の変わっている所は、特にこれといった問題発起とか盛り上がりなんかが、見えないとこ。
会ってすぐのこの2人が、恋愛、それに、生と死といったことについてじっくりぶつけ合う。
当時中学校2年生だった私は、まだまだ子どもで、退屈しながら見過ごしたシネマだった。
実は、昨日、偶然DVD屋さんにて発見することができ、懐かしく思い借りて再び見たところひたすら感銘を受けた。
お気に入りは、レコードショップで、kath bloomを聞きながら視線を投げあってしまうところ。
2人とも帰国の時、つまり、サヨナラのシーン、そこで最後を迎える。
当時は理解できなかったこの映画、時間をおいて見ると、前回よりまたく違う見方になるのだろう。
見終わった後、ケイス・ブルームのALBUMを、店より発見し聞いている。

気どりながら口笛を吹く母さんと冷めた夕飯
娘の4歳の誕生日がもうすぐで、プレゼントをどういったものにしようかを悩んでいる。
妻と相談して、体で遊ぶおもちゃか頭を使うものか洋服などにするかを決定しようとしている。
考えるがなかなか決められないので、実際に見に行って決めることにしたけど、がつんとくるものがなかった。
だけれど、子供に近くにいかせてみたら、以外とすぐに決まった。
秘密基地というおもちゃに夢中になったから、それに決めた。
ただ、私たちの家が狭いので、小さくてコンパクトなやつに決定した。
販売価格が、なかなかリーズナブルだったので、よかった。
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天気の良い金曜の午後にゆっくりと

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私は昔から、肌がそれほど強くなく、すぐにかぶれてしまう。
そして、ボディーソープの体に残る使い心地が嫌いだ。
しかしながら、冬は思いっきりしっかり乾燥するので、無添加に近いスキンローションを使っている。
その商品のガッカリな部分は、値段がものすごく高いので、買うのをやめようかと思わせるところ。

目を閉じてダンスする友人と枯れた森
友達の彼であるSさんが経営する食品会社で、定期的に和歌山の梅干しを買っている。
アルコールが入ると電話をかけてくるSさんが可愛がっている部下でアルEくんという若者は、なぜか話がかみ合わない。
素面のときのE君は、わりと照れ屋らしくそんなにたくさん話してくれない。
そんな感じで、一回もE君とは満足いくくらい会話をしたことがない。
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喜んで踊るあの子と暑い日差し

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作家、江國香織の文庫本に表れる女性陣は、どことなく狂気に満ちている。
例えば、東京タワーの詩史。
他にも、がらくたの柊子。
それと、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の隠された性質を、極端にして表した結果なのだろうか。
徹底してクレイジーなのが、神様のボートの葉子だ。
もしかすると迎えに来る可能性もある「あのひと」を待ち、色々な街に引っ越しをする。
あのひとを忘れることなく、再び会えると思い込んで。
とうとうママは現実を生きていないと愛娘の草子に言われるが、葉子には全くピンとこない。
この部分が、この文庫本の究極にクレイジーなところだ。
実際にウエハースの椅子にはあまり座れないけれど神様のボートには乗りたい。
江國香織さんの書く、クレイジーでも魅力的でせつない登場人物が大好きだ。

無我夢中で踊る君と突風
オフィスで就いていた時の大好きな先輩は、社長令嬢で、誰が見てもセレブそのものだった。
痩せてて活発でテンションが高い、動物好きの先輩。
動物愛護グループなど立ち上げて、そこそこ運動をしているようだった。
革の使用反対、ビーガン、動物実験反対。
一回、家にお邪魔したことがあった。
都心にある背の高いマンションで、皇居が見下ろせる場所。
その先輩、人懐っこくてきれいなシャムネコと仲良しだった。
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ゆったりと話す友達と壊れた自動販売機

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身体検査は、いつもなにかしら引っかかる。
心臓だったり、血液の数値だったり、胃だったり。
胃のレントゲンを発泡剤とバリウムを一杯飲んで受けてみて、健診結果をもらうと、胃がんの疑義が存在して、すぐに、胃の再検査を下記の病院にて受けてください。
と印刷されてあったのには、あせった。
あせったそれに加えておっかなかった。
すぐさま胃腸科の病院に胃の再検査に行ったら、ただの胃炎だった。
胃はかねがねズキズキしていたので、健康診断に引っ掛かったのはわかるが、文言で自分の名前と胃がんの疑いがあると記載してあったらぞっとした。

どしゃ降りの休日の午前は想い出に浸る
少年は夜中の3時に眠りから覚めてしまった。
夏休みが始まって10日ほどたった夏の夜だった。
あまりの暑さに深く眠れなかったようだ。
扇風機はぬるい風しか送ってこず、まったくもって涼しさを感じない。

暑くて眠れないし、お腹も空いたので、少年はカレーを作ろうと思った。
冷蔵庫を漁り、野菜と肉を用意して、炒め、そして煮込んだ。
空が白んできた頃、少年の家からは、スパイシーなカレーの香りが広がっていた。

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